ペットの爪でフローリングや壁に傷や汚れができたり、糞尿臭や動物臭がお部屋に残るため、ペットなしの場合より建物やお部屋の劣化や損傷が早まり、壁紙やフローリングを張り替えたり、消臭作業などのメンテナンスを行う必要があるためです。
[su_heading size=”16″ margin=”10″]退去時の精算[/su_heading]
退去時には、汚損/損傷部分等を修繕するために必要な『現状回復費用』を精算します。
万が一、ペットが建物の一部をカジッてしまい、壁や階段などを傷つけてしまった場合や、爪とぎをしてしまったなどは原状回復の対象となる場合があります。
原状回復費用の負担は入居者側か、それともオーナー側なのかを線引きをするために、国土交通省では退去費用についての「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/honbun2.pdf)を発表しています。ガイドラインは法律ではありません。しかし、どのようなケースで借り主側が費用を負担しなければいけないのか、細かく書かれておりひとつの目安となります。
契約前に入居者側の負担になるのか事前に確認しておくと安心です。